初めての韓国で自毛植毛手術(FUE)

韓国(motion clinic)での自毛植毛手術。それに至るまでと手術後の経過

韓国三日目

最終日は12時にクリニックだったので、11時50分にmさんと待ち合わせました。


頭は前日の術後に帽子を被せてもらい、翌日また来院するまでは外さないでくださいと言われたのでそのままです。

クリニックに着くと、待ち合い室に通されました。術前に待っているときも思ったのですが、家族で来ている方とかいるんですよね。。。自分は手術を受けることを家族はおろか嫁にすら話したくなかったの(実際言わずに受けました。さすがに帰ってから言いましたが。。。)ですが、感覚の違いというか、それだけ一般的になっているのかなー、なんて思ったりもしました。


前日に髪を刈った部屋で、包帯を外してシャンプーをして乾かしてもらった後、採取部にウィッグを着けてもらい終了です。

着けてもらった後、改めて鏡で見てみると移植部がやっぱり薄い。。。そこだけ坊主なので当然なのですがやっぱり一目瞭然だよなあ。

なんて思い、なんの気なしに看護師さんに


「前にもウィッグつけてみたいんですけど」


と言ってみたら、ポイッと新しいウィッグをくれました。着けてみるだけで良くて、まさか貰えると思ってなかったので凄く有り難かったです。

今回のツアーで一番良かったのここかも笑


看護師さんと受付の方に挨拶を済ませ、地下鉄で空港へ。

お昼を食べていなかったので、空港の食堂で食べていくことにしました。注文はmさんがしてくれました。結局なにからなにまでやってもらってましたね笑

mさんとはここで別れ、搭乗時間まで適当にブラブラして、帰国しました。



以上ですが、終わってみると凄く楽でしたね。


結局滞在中に話した韓国語といえば、

「アニョハセヨ」と「カムサハムニダ」ぐらい。

多分やる気になればこれすら話さなくてもいけたんじゃないでしょうか。


望ましくはありませんが次やることがあれば

、またお願いしたいなと思えるツアーだったと思います。

韓国二日目(2)

手術台に仰向けになり、まずは採取した髪を保存しておくための血を採りました。

とはいっても、献血みたいに大量にとるわけではないので、軽くチクッとするだけです。


それが終わると、今度はうつ伏せになってくださいと言われ採取部の麻酔にうつりました。採取部以外は布で覆われ周りが見えない状態になります。苦しくないように顔の部分に穴が開いているので、そこから鼻と口を出して息をしていました。大体直径10㎝ぐらいだったと思います。


麻酔が始まりました。

今回の手術で一番痛かったのはここでした。採取部に注射していくのですが、回数が多いのです。1㎝間隔ぐらいでプスップスッと連続で痛みが続くので、終わったときには少し汗ばんでしまいました。


麻酔が効いたら、すぐに採取です。

パク先生がいくつかまとめて穴を開けていき、看護師さんが開いた部分を採取。の繰り返し。ウィーン、ウィーン、ウィーン…シーン(採取)。痛みはたまにチクッとするかな?ぐらい。


右、中央、左、と採取部位によって頭をかえるのですが、はじめの採取が終わり、かえるときに目が圧迫されて痛かったので、顔の穴からは目と鼻を出すように変えました。

実は私、重度のスギ花粉症でして、この時期鼻と口の両方が塞がるの怖いんですよね。でも韓国での主流はスギではないらしく、大丈夫でした。実は結構不安で、一応強めの薬を呑んでいきました。

アレロックという薬で、アレグラやコンタックが全く効かない私でも一発で鼻が通ったのでオススメです。ただしかなり眠くなります。


大体2時間ほどで採取が終わり、ここでお昼休憩です。

お弁当が用意されていました。

結構ガッツリ目でしたが、普通に食べられましたね。


食事を終えると、今度は植え付けがはじまります。

まず手術台に仰向けになり、麻酔をしました。眉がしらに打ってから、植毛部位に打っていきます。採取のときに比べてさほど痛みはありませんでした。

それが終わるとパク先生が植え付けるためのスリットを一気に入れていきます。麻酔が効いているため痛みはありませんでした。

全て入れたところで、パク先生は退室。看護師さんたちが植え付けていきます。大体3時間くらいだったかな?

後半は体制的に辛くもなく痛みもなく、仰向けで顔を覆われているだけなのでほとんど寝てました笑


多少辛いかな?と思ったのは前半だけでしたね。


以下移植部写真閲覧注意







しっかり植え付けてあります。


包帯を巻いてもらって帽子をかぶり、着替えをしたらパク先生の部屋へ。

術後5日間飲む毛嚢炎を防ぐ薬、移植部の乾燥を防ぐローション、幹部が痒い時などに使う保冷剤をもらい、術後の過ごし方、シャンプーの仕方のレクチャーを受けてその日は終了。


夕食は、mさんが気を利かせて買ってきてくれました。

術中も出来る限りそばで通訳してくれたので本当に助かりました。

韓国2日目

いよいよ手術の日です。


10時に予約を取っていたので、9時50分にホテルのロビーでmさんと待ち合わせ、徒歩でクリニックへ向かいます。

5分ほどで到着。


クリニックへ着くと、まずロビーに通され問診票の記入をしてから、カウンセリングです。希望など伝えたいことは、あらかじめmさんに相談しておきました。


手術着に着替え、ヘアラインを決めていきます。

当初の予定では、生え際は下げずに、m字部分と、前頭部の密度を上げる。この三点で1600グラフトで

見積りを出してもらっていました。ですが、実は頭頂部も少し

気になっていたので、そのことを伝えたところ、前者も1600は入らないので余った部分を頭頂部に回しましょうということになりました。


次にパク先生のところに行き、ヘアラインのチェックです。眉毛からの高さを計り、きちんと左右対称になる様に調整してもらいました。パク先生、穏やかな方でしたね。安心して手術に臨めそうな感じがしました。


面談を終えると、次は採取部と移植部の毛を刈る部屋に行きました。自分はドナーシェービングなので髪で隠れるぐらいなのかなと思っていました。



無理ですね。


ウィッグ付けるとこんな感じ。

ぱっと見全然分からないです。黒髪である程度長さがある人は安心していいと思います。


あとここで知るのですが移植部の毛も剃るんですね、、、

移植毛を生着しやすくとかで、自分はアボダード+ミノキシジルで生えていた生え際部分が全て無くなりました。

こんなに丸出しでドナーシェービングの意味あるのかとこの時は思っていました笑(後から解決することになります


ちなみにノーシェービングでは剃らないそうです。周りにバレたくなくてお金に余裕がある方は、そちらでも良いのかなと思います。


頭頂部はこんな感じ。

こちらは剃らなくてもokでした。


次はいよいよ手術です!