韓国二日目(2)
手術台に仰向けになり、まずは採取した髪を保存しておくための血を採りました。
とはいっても、献血みたいに大量にとるわけではないので、軽くチクッとするだけです。
それが終わると、今度はうつ伏せになってくださいと言われ採取部の麻酔にうつりました。採取部以外は布で覆われ周りが見えない状態になります。苦しくないように顔の部分に穴が開いているので、そこから鼻と口を出して息をしていました。大体直径10㎝ぐらいだったと思います。
麻酔が始まりました。
今回の手術で一番痛かったのはここでした。採取部に注射していくのですが、回数が多いのです。1㎝間隔ぐらいでプスップスッと連続で痛みが続くので、終わったときには少し汗ばんでしまいました。
麻酔が効いたら、すぐに採取です。
パク先生がいくつかまとめて穴を開けていき、看護師さんが開いた部分を採取。の繰り返し。ウィーン、ウィーン、ウィーン…シーン(採取)。痛みはたまにチクッとするかな?ぐらい。
右、中央、左、と採取部位によって頭をかえるのですが、はじめの採取が終わり、かえるときに目が圧迫されて痛かったので、顔の穴からは目と鼻を出すように変えました。
実は私、重度のスギ花粉症でして、この時期鼻と口の両方が塞がるの怖いんですよね。でも韓国での主流はスギではないらしく、大丈夫でした。実は結構不安で、一応強めの薬を呑んでいきました。
アレロックという薬で、アレグラやコンタックが全く効かない私でも一発で鼻が通ったのでオススメです。ただしかなり眠くなります。
大体2時間ほどで採取が終わり、ここでお昼休憩です。
お弁当が用意されていました。
結構ガッツリ目でしたが、普通に食べられましたね。
食事を終えると、今度は植え付けがはじまります。
まず手術台に仰向けになり、麻酔をしました。眉がしらに打ってから、植毛部位に打っていきます。採取のときに比べてさほど痛みはありませんでした。
それが終わるとパク先生が植え付けるためのスリットを一気に入れていきます。麻酔が効いているため痛みはありませんでした。
全て入れたところで、パク先生は退室。看護師さんたちが植え付けていきます。大体3時間くらいだったかな?
後半は体制的に辛くもなく痛みもなく、仰向けで顔を覆われているだけなのでほとんど寝てました笑
多少辛いかな?と思ったのは前半だけでしたね。
以下移植部写真閲覧注意
しっかり植え付けてあります。
包帯を巻いてもらって帽子をかぶり、着替えをしたらパク先生の部屋へ。
術後5日間飲む毛嚢炎を防ぐ薬、移植部の乾燥を防ぐローション、幹部が痒い時などに使う保冷剤をもらい、術後の過ごし方、シャンプーの仕方のレクチャーを受けてその日は終了。
夕食は、mさんが気を利かせて買ってきてくれました。
術中も出来る限りそばで通訳してくれたので本当に助かりました。
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